なないろ・助太刀編
《しおり(栞)》 とは、
「枝折る(しおる)」が
名詞化された言葉。
山道を歩く際、迷わないように、
木の枝を折って
道標にするという動作から
生まれたそうです。
やがて「しおり」は
ここまで辿り着いたという
到着点を意味する言葉に。
本に栞を挟むということは、
道標をつけるということ。
一冊の本が人生の
道標になるということもあるはず。
そんな本が、この書店にはある。
密かな欲を覚えてるんです、今。
この歳になって。
お願いしたいんです。
私なりの栞を作ってみたくなった。
私の勝手気儘な思いの丈を込めた栞を。
もう好きなことしかやらないって
決めて良い歳になったようよ。
そんなお手伝いもしてくれますか
「なないろ」で。